ITARU ROVER

雪国から綴る室温2度の雑記帳

いかにしてそれは積まれていったのか?お勧めの積読本をご紹介だなも!

積読本

積読本になるのが事前にわかっていれば買わなくて済んだのに。では何故その本を買ってしまったのか?増え続ける積読本の中から消化されずに、特に長く積まれている本をご紹介します。

積読本『カラマーゾフの兄弟〈中〉』

カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)

  • 作者:ドストエフスキー
  • 発売日: 1978/07/20
  • メディア: 文庫
 

この本がなぜ積読本になってしまったのか、勘のいい方はもうおわかりかと思います。上巻を読んでいないのに中巻を買ってしまったのです。

僕は主に経済的な理由から、購入する本のほとんどをブックオフの100円棚に頼っています。この本も100円棚で見つけたときにとりあえず買っておいたのですが、その後なかなか売り場に上巻が並ばないため読み始めることが出来ないでいます。

一方、イワンはアリョーシャと別れたあと、父フョードルの家に向った。だが、奇妙なことに、ふいに彼は堪えがたい憂鬱におそわれ、しかも特に、家に近づくにつれてひと足ごとに、ますますそれがつのるばかりだった。(P11)

イワンさん実家嫌いすぎでしょう!中巻の冒頭部分の引用ですが、どうやら兄弟の話のようです。カラマーゾフというのは苗字でしょうか。冒頭に出てくるイワンという人物が主人公かもしれません。

アリョーシャという人物は男なのか女なのか検討もつきません。イワンの彼女かもしれないし、兄弟なのかもしれません。

目次を見れば上巻で何が起きたのか知る手がかりになるかもしれません。ゾシマ長老(亡くなったらしい)の話に多くのページが割かれているのがわかります。重要人物のようです。そしてミーチャの連行で終わっています。

このことから推測すると、中巻ではゾシマ長老を暗殺した犯人とされるミーチャが、カラマーゾフ兄弟の推理によって追い詰められて捕まるのではないでしょうか。しかし待ってください。まだ下巻があるのに犯人が捕まるのは早すぎませんか!

実はイワンを首謀者とするカラマーゾフ兄弟がゾシマ長老暗殺の真犯人だったというのが下巻で明かされるのかもしれません。そして、犯人にされたミーチャとゾシマ長老(実は眠っているだけで生きていた)がその犯行のトリックを暴いていきます。

この事件依頼、まるで眠っている間に事件を解決してしまったかのようなゾシマ長老は「眠りのゾシマ長老」という異名で広く知られるようになるのです。

とても気になりますね。はやく上巻が手に入ればいいのですが100円棚に降臨してくるのを待つしかありません。

積読本『ライ麦畑でつかまえて』

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

  • 作者:J.D.サリンジャー
  • 発売日: 1984/05/20
  • メディア: 新書
 

有名な小説なので読書好きなら大抵読んでいる本です。僕も読み始めたのですが、主人公の口調が受け付けませんでした。語尾が「〜なんだな」という話し方なんです。どうしてもテレビドラマ『裸の大将』の山下清画伯のイメージが頭に浮かんでしまうのです。

今までいろんな学校やなんかをやめて来た僕なんだけど、みんな自分で知らないうちにやめちまったみたいな感じなんだな。(中略)どこかを去って行くときには、いま自分は去って行くんだってことを、はっきり意識して去りたいんだな。(P10)

白いタンクトップ姿でおにぎりを食べている姿です。僕に原文を読む英語力があるわけもないので翻訳本を買ったのですが、画伯のイメージが強すぎて積読してしまいました。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上映を観たときの話ですが、ロビーにフレディのコスプレ姿の人がたくさんいました。フレディのコスプレは白のタンクトップ姿なので、そのときも画伯に見えてしまったほどです。

あと5年、いや10年もすれば語尾が「〜なんだな」の人と、タンクトップ姿の人のイメージが僕の中でリセットされるかもしれません。そのときまだこの本が積まれていたら改めて読むつもりです。そして、この記事のタイトルにある「だなも」は画伯ではなく、たぬきちです。

積読本『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

  • 作者:スティーブン・R.コヴィー
  • 発売日: 2013/08/30
  • メディア: ハードカバー
 

自己啓発本の代表ともいえる本です。これも全く読まずに積読してしまいました。おそらくこの本には人生を変えるような素晴らしい習慣が紹介されているのでしょう。

これを読んで新しい人生のスタートだ!なんて考えていたのですが、飽きっぽい性格の僕が、たくさんの習慣を実行できるとは到底思えず読むのをやめたのです。はじめから出来ないことはやらない、これは就活のエントリーシートには決して書かれることのなかった僕の座右の銘です。

一冊の本すら読み切れない人間がそんなに多くの習慣を身につけられるはずがありません。きっとこの本を読んだ人は素晴らしい人格者になっているのだと思います。僕は読んでいませんがあえてこの本をみなさんにお勧めします。

なぜなら、素晴らしい人格者が社会に増えれば、それは僕にとっても生きやすい世界になるからです。

書評記事は読まれない

積読本

積読本の中から何冊かご紹介してきました。もし読み終わったらちゃんとした書評記事を書いてみたいです。でも書評記事って苦労して書いても読まれないんですよね。

このブログにも読書のカテゴリーでいくつか書いていますが、全く読まれていません。僕も人の書評記事はほとんど読まないので仕方ありません。ですので今回は読まなかった本の記事を書いてみました。